オンヌットはピープルパークのガパオ専門店「ガパオクンポー」でガパオを堪能

世界の山ちゃんか、ガパオ専門店か

ある日、元気いっぱいのウォンバット、ハヤバンが、バンコクはオンヌットにあるピープルパークへやってきました。
ピープルパークはスクンビット77通り、別名オンヌット通りにあって、たくさんの飲食店が入っている楽しいモールです。
その中にあるガパオ専門店「ガパオクンポー」というお店は、「お父さんのガパオ」という意味をもつなんだか優しそうなお店。
ハヤバンはガラス越しに店の中を覗いてみました。

木の床がピカピカで、白い椅子が並ぶ店内はとってもおしゃれ。
テーブルにはお花が飾られ、天井からは丸いライトが優しく輝いています。
入り口にはメニューがたくさん並んでいて、美味しそうなガパオが写真に写っていました。

ハヤバンは目をキラキラさせて叫びました。
「うわー!店の中、すごいキレイだよ!オレ、早く入ってガパオ食べたいよ!
「世界の山ちゃん」もいいけど、ホーリーバジルが食べたいよ!」

ピープルパークには、「世界の山ちゃん」も入っていました。しかし、今回はこのガパオ専門店に入ることに決めました。

バラがいっぱい

「ガパオクンポー」の中へと足を踏み入れたハヤバン。
店内は大きなガラス窓でいっぱい、明るい光がたっぷり入ってきて、まるで外にいるような解放感があります。

木のテーブルと白い椅子が並び、ところどころに色とりどりのバラが飾られています。
その美しい花々が、ハヤバンの目をくぎ付けにしました。
外ではセール中の看板や人々が歩いていて、モールの活気が窓越しに見えます。

ハヤバンは興味津々でキョロキョロしながら、こう叫びました。
「わぁ!店の中、すごい明るいよ!ガラスがデカくて、外の感じがそのまま入ってくるよ!
オレ、こんなおしゃれなとこ初めてだよ!ガパオの匂いもプンプンするから、早く食べたいよ!」

ちょっと興奮気味のハヤバン、ワクワクが止まらないようです。

ちょっと辛いガパオムーは119バーツ

ハヤバンはメニューを見比べたすえに、119バーツの辛口ガパオムーを選びました。

ガパオムーとは、ホーリーバジルと豚肉(ムー)を炒めたタイ料理で、
真っ白なごはんと一緒に盛られた見た目も鮮やかな一皿です。

ガパオが到着すると、ハヤバンは興味津々で覗き込みました。

「やったー!辛口ガパオムー、119バーツで頼んだよ!
でも、オレは草食だからムーは食べないよ!
バジルとライスだけがオレのターゲットだよ!
美味しそうだから、ガツガツ食べるよ!」

少しワガママなところもあるハヤバンですが、根は優しい子。
バジルとごはんを頬張りながら、幸せいっぱいの笑顔を見せてくれました。

ハヤバンは辛口ガパオムーをバジルとライスだけ食べて、完食!
辛かったのか、ハヤバンは少し疲れた顔でこう言いました。
「やったー!ガパオ、完食したよ!でも、辛くてヒーヒーしてるよ!」

「壁の絵はお父さん?なんか安心するね!

オレ、ちょっとひとやすみするよ!」

そういうと、ハヤバンはそのままそこでお昼寝してしまいました。

おしまい!

福岡は天神の「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン」で極旨豚骨ラーメンを堪能するウォンバットの物語

天神ぶらり

福岡県天神の賑やかな通りを、小柄なウォンバットがゆったりと歩いておりました。その名はマネージャー。

マネージャーの前に現れたのは「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン 天神本店」という素敵なお店。赤と白ののれんが風に揺れ、懐かしいレトロな雰囲気がぷんぷん漂っておりました。看板には「創業昭和21年」と書いてあり、古き良き時代に返ったような暖かい空気がそこにあったのです。

入口の上には大きな看板が輝き、その下には木製の小さな板に「元祖赤のれん」の文字が優しく刻まれておりました。赤い提灯もぶら下がっていて、まるでやさしくマネージャーを出迎えてくれているよう。

マネージャーはその光景を見て、「ふむ、この雰囲気は大変素晴らしいものでございます。少々近づいてみるのも良いかもしれませんね」と、つぶやきました。

ずっといられる雰囲気

マネージャーは、そっと「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン 天神本店」ののれんをくぐりました。すると、すぐに美味しそうなスープの香りがふわっと漂ってきました。店内は、活気にあふれ、お客さんたちはみな幸せそうにラーメンをすすっていました。カウンターには、その名のとおり赤のれんがずらりと並び、懐かしい雰囲気を作り出していました。

マネージャーはカウンターの端にちょこんと座りました。

「ふむ、なんとも賑やかで、かつ心温まる空間でございますな。この雰囲気、実に居心地が良いものでございます」。

クリーミーで濃厚な極旨豚骨醤油ラーメン

マネージャーが席で待っていると、ついに「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン」の豚骨ラーメンが運ばれてきました! 目の前に置かれた丼には、乳白色でクリーミーなスープがたっぷり。スープの中には極細の平麺が泳ぎ、チャーシューや刻んだネギが彩りを添えていました。見ただけで、濃厚な豚骨の香りがふわっと漂ってきて、マネージャーのお腹がグーッと鳴ったのです。

マネージャーはれんげを手に持ち、まずはスープを一口。

「これは…! なんとも深いコクと旨味が口いっぱいに広がる味わいでございますな。醤油豚骨の絶妙なバランスが素晴らしい」と、で感心しながら味わいました。

極細平麺をすすると、スープがしっかり絡み、まるで幸せが体中に広がるよう。マネージャーは目を閉じて、じっくりとその美味しさを堪能したのでした。

マネージャーは豚骨ラーメンを完食し、心もお腹も大満足でした。スープの一滴まで味わい尽くし、暖かい店内を後にしました。

外に出ると、「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン 天神本店」の看板が再び目に飛び込んできました。風に揺れた赤い提灯を見ると、マネージャーはその場で立ち止まり、パシャと記念写真を撮りました。

カメラに向かって微笑むマネージャーの小さな姿が、賑やかな天神の街にボケながらも映えていました。